債務整理,自己破産を手がける弁護士は数多く存在しております。
ただ,サラリーマンの方のような個人の自己破産を扱うことができる弁護士はたくさんいますが,法人の自己破産,個人事業主の自己破産を適切,迅速に扱うことができる弁護士はあまり多くないといえます。
なぜなら,法人,個人事業主の破産は,債務者が大勢いたり,負債総額が高額であったり,個人商店や中小規模の取引先,多数の従業員など,多くの関係者の対応を行う必要があり,個人破産に比して,高度なスキル,経験値が要求されるからです。
特に,仕入れ先等個人商店は,取引先の倒産により,連鎖倒産の危機に陥ったり,未払給与のある従業員は,ある日突然,勤め先が破産手続きに入るため,生活に困窮し,大きな混乱が生じる可能性があります。
そのため,特に,法人,個人事業主の破産について,弁護士を選ぶ際,法人,個人事業主の破産を手がけた経験を重視して弁護士を選ぶようにしましょう。